関連団体

2017/10/17

1 土日基金文化センター Türk Japon Vakfı Kültür Merkezi

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(1)設立の経緯
 土日基金は、トルコにおける我が国との本格的な二国間交流活動の拠点として、文化の他に経済等においても交流を行い、両国の友好協力関係を一層発展させることを目的として、92年に日本を訪問したデミレル首相(当時)の直接の指示により設立が決定されました。設立にあたってはタイヤール・サドゥクラル元関税・専売大臣が指揮をとり、93年3月にトルコ国内法上の公益法人として発足しました。土日基金は既存の土日友好団体(土日婦人友好文化協会、JICA帰国研修員同窓会、土日帰国留学生協会、トルコ日本文化研究連帯協会の4団体)を組織的に統括しています。
 その後、トルコ側が敷地を提供するとともに建設資金の大半を調達し、日本側も遠山駐トルコ大使(当時、後の文部科学大臣)が、経団連等我が国関係諸方面に対して資金調達協力要請を行い1億円近くの資金を集め、98年5月、首都アンカラに土日基金文化センター建物が完成、開館に至りました。
 
<住所>
Ferit Recai Ertuğrul Caddesi No:2 Or-An Şehri – Ankara
<連絡先>
Telefon: +90 312 491 17 48 - 49
Faks: +90 312 491 17 52
Email: tjv@tjv.org.tr
HP(トルコ語):http://www.tjv.org.tr/tr/
 
(2)文化センター施設
ア 多目的ホール:地上 3 階吹き抜け、最大 400 名収容、各種文化行事等に使用。
イ コンフェレンスルーム: 80 ~ 100 名収容、各種講演会等に使用。
ウ 展示室:美術展等に使用。
エ 図書室:日本語教材、日本語蔵書、トルコ語・英語蔵書、日本紹介ビデオが所蔵されており,閲覧が可能。
オ 日本語教室:日本語講座を実施。
カ ベフビ・コチ日本研究センター:日本語教育用コンピューター、NHK国際放送受信機材が設置され、日本語教育及び日本関連の情報提供に用いられている。
 
(3)日本側からのこれまでの協力実績
ア 設立に当たっての支援
経団連を通じて各民間企業から約9,300万円の寄付、万博基金から2,000万円の補助及びイスタンブール日本人会から1万米ドルの寄付。
 
イ 文化無償による支援
平成 10年度(3,390万円)及び平成 12年度(4,500万円)に機材整備支援を実施。
(支援機材:日本語LL機材、スライド用スクリーン、映写機、同時通訳用音響機材、音響機器、大型映写スクリーン、映写機、日本語学習用ソフト、コンピューター、NHK衛星放送受信用機材、照明器具、音響設備)
 
ウ 国際交流基金からの支援
日トルコ友好のシンボルとして日土関係の形成と維持において不可欠の役割を果たしているとして、平成 15年度国際交流基金国際交流奨励賞授賞。
 日本語教育専門家の派遣や、日本語講座講師(現地講師)の給与助成(終了)、海外日本語教師長期研修への参加、トルコ人司書の司書研修プログラムへの参加等実施。
 
エ 日本庭園建設にあたっての支援
東京倶楽部より500万円、日本万博記念協会より400万円の補助金及び日本の建設業者による指導。


 

2 日本アナトリア考古学研究所 Japon Anadolu Arkeoloji Enstitüsü

カマン・カレホユック遺跡
カマン・カレホユック考古学博物館
(1)設立経緯
 首都アンカラの南東約100キロ、クルシェヒル県中心部から52キロに位置するカマン・カレホユック遺跡では、1985年より、日本の(財)中近東文化センター発掘隊(隊長:大村幸弘(おおむら・さちひろ)同センター附属アナトリア考古学研究所所長)による発掘調査が行われています。古来より東西と南北の文明交流の交差点の地に位置し、多くの文化が堆積している同遺跡からは、これまで多くの貴重な遺物が発見されてきましたが、付近に適当な施設がなく、出土品は遠方の複数の博物館にバラバラに保管・展示されていました。そこで、遺跡近くの施設にまとめて保管・展示するためにトルコ政府より日本に対し支援要請があったものです。

 遺跡の出土品の調査・保存のために施設が必要ですが、付近には遺物を保管・展示する適当な施設がなく、施設の建設が急務となっていました。このため、日本政府は、トルコ政府の要請に基づき、一般文化無償資金協力としてカマン・カレホユック考古学博物館の建設支援を実施しました(「カマン・カレホユック考古学博物館建設計画」(2007年度、供与金額4.36億円)。

 2010年7月11日、日本政府の一般文化無償資金協力により建設されたカマン・カレホユック考古学博物館の開館式が、寬仁親王殿下及び彬子女王殿下、ギュナイ文化・観光大臣等列席の元、「2010年トルコにおける日本年」の一環として行われました。

 同博物館は、三笠宮寛仁親王殿下(当時)を募金委員会委員長として日本全国から集められた寄附により建設された(財)中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所や、日本庭園「三笠宮記念庭園」とともに一つの文化施設複合体を構成し、現在、日本を中心にトルコや欧米各国を含めた国際的な文化・学術交流の場となっています。

 2017年5月、30年以上にわたり、カマン・カレホユック遺跡等の発掘調査を指揮され、日本とトルコの学術交流に貢献された大村幸広アナトリア考古学研究所所長に対し、旭日双光章の伝達式が行われました。
 
(2)連絡先
●アナトリア考古学研究所
Japanese Institute of Anatolian Archaeology / Japon Anadolu Arkeoloji Enstitüsü
住所 Çağırkan, Kaman, Kırşehir, TURKEY
TEL: +90-386-717-6252
E-mail: kamanjiaa-kaman.org
HP(日本語): http://www.jiaa-kaman.org/jp/index.html
 
●カマン・カレホユック考古学博物館
Kaman - Kalehöyük Arkeoloji Müzesi
Adres: Çağırkan Kasabası, 40350 Kaman, Kırşehir, Türkiye
TEL: +90-386- 717- 6075
HP(トルコ語): http://kalehoyukarkeolojimuzesi.gov.tr/tr/