大使挨拶
令和2年1月1日
駐トルコ日本大使の宮島昭夫と申します。
2017年9月にトルコに着任致し、早いもので2年と4か月が経過しました。私はトルコに勤務でき大変幸運に思います。これまでにトルコ国内81県のうち35県を訪れる機会がありました。どこへ行っても、歴史・文化・食の豊かさに感激し、地元の方々から温かい歓待を受けました。
今年は1890年のエルトゥールル号遭難事件130周年に当たります。日トルコ両国は歴史的な友好国であり、未来に向けた戦略的パートナーです。2023年にはトルコ共和国建国100周年、2024年には日トルコ外交関係樹立100周年を迎えます。
トルコは、欧州・中東・アフリカ・中央アジアを結ぶ戦略的位置にあり、若くてダイナミックで成長ポテンシャルの大きな国です。その強みを活かした日本企業が当地工場で生産し、欧州やアフリカなどに輸出し、トルコのグローバルな経常収支の改善に大きく貢献しています。
トルコと日本との協力分野は様々ありますが、私は着任以来、日トルコ経済連携協定(EPA)交渉を始めとする経済関係強化、防災協力、シリア難民支援を重視してきました。世界レベルの研究大学院をめざすトルコ・日本科学技術大学の設立も、未来に向けたプロジェクトです。
本年春にはターキッシュ・エアラインズ、夏前には全日空による羽田-イスタンブール便が就航する予定です。羽田便の就航により、ビジネス面だけでなく観光面でも両国の関係がさらに強化されることを強く期待しています。
また、日本は夏の東京オリンピック・パラリンピック競技大会をホストします。日本大使として、日本人選手はもちろん、トルコ人選手の活躍も祈念しています。また、本大会を契機として、両国のスポーツ分野やキャンプ地・ホストタウンでの交流がさらに活発になることを願っています。
地理的には約9千キロ離れていますが、日本とトルコはハートは近いと感じます。「Two nations、 One Heart」をモットーに、両国国民の友情の絆を一層太くし、両国関係をさらに発展させるために、引き続き力を尽くしていきたいと思います。
過去の大使挨拶(2019年1月)
2017年9月にトルコに着任致し、早いもので2年と4か月が経過しました。私はトルコに勤務でき大変幸運に思います。これまでにトルコ国内81県のうち35県を訪れる機会がありました。どこへ行っても、歴史・文化・食の豊かさに感激し、地元の方々から温かい歓待を受けました。
今年は1890年のエルトゥールル号遭難事件130周年に当たります。日トルコ両国は歴史的な友好国であり、未来に向けた戦略的パートナーです。2023年にはトルコ共和国建国100周年、2024年には日トルコ外交関係樹立100周年を迎えます。
トルコは、欧州・中東・アフリカ・中央アジアを結ぶ戦略的位置にあり、若くてダイナミックで成長ポテンシャルの大きな国です。その強みを活かした日本企業が当地工場で生産し、欧州やアフリカなどに輸出し、トルコのグローバルな経常収支の改善に大きく貢献しています。
トルコと日本との協力分野は様々ありますが、私は着任以来、日トルコ経済連携協定(EPA)交渉を始めとする経済関係強化、防災協力、シリア難民支援を重視してきました。世界レベルの研究大学院をめざすトルコ・日本科学技術大学の設立も、未来に向けたプロジェクトです。
本年春にはターキッシュ・エアラインズ、夏前には全日空による羽田-イスタンブール便が就航する予定です。羽田便の就航により、ビジネス面だけでなく観光面でも両国の関係がさらに強化されることを強く期待しています。
また、日本は夏の東京オリンピック・パラリンピック競技大会をホストします。日本大使として、日本人選手はもちろん、トルコ人選手の活躍も祈念しています。また、本大会を契機として、両国のスポーツ分野やキャンプ地・ホストタウンでの交流がさらに活発になることを願っています。
地理的には約9千キロ離れていますが、日本とトルコはハートは近いと感じます。「Two nations、 One Heart」をモットーに、両国国民の友情の絆を一層太くし、両国関係をさらに発展させるために、引き続き力を尽くしていきたいと思います。
令和2年1月
駐トルコ日本国大使
宮島 昭夫
駐トルコ日本国大使
宮島 昭夫
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過去の大使挨拶(2019年1月)