平成30年度春の叙勲伝達式

10月26日、大使公邸において、セリム・セルメット・アタジャンル元駐日大使に対する叙勲伝達式を実施しました。
アタジャンル氏は、2007年から2011年の間に駐日大使を務め、史上初となるトルコ国家元首による日本への公式訪問や皇太子殿下による初めてのトルコ御訪問を実現させました。また駐日大使在任中に発生した東日本大震災の際には、トルコからの救援チームの受け入れを行い、同チームは諸外国の救援隊の中では最長の活動を行うなど、震災復興支援に大きく貢献されました。そうした活動をとおして日トルコ間の友好親善及び相互理解の促進に寄与されたことにより、旭日重光章が授与されました。
伝達式では、アフメット・ネジデト・セゼル元大統領御夫妻をはじめ約100人の関係者が出席し同受章を祝しました。アタジャンル氏からは、受賞の喜びやこれまでの活動を支えてくれた関係者への感謝の意,更には日本への深い愛着が述べられました。また,エルトゥールル号事件の他、第一次世界大戦中にロシア軍によりシベリアで抑留された約1000人のトルコ人が日本政府の船舶によりトルコに帰還でき、その航海中にギリシャ軍からトルコ人抑留者の引き渡しが要求されたが日本の将校は要求に屈しなかった、といったあまり知られていないエピソードも紹介され、現在の良好な日トルコ関係につながる心温まるお話がありました。
日本政府は、日トルコ友好関係の発展に大きく貢献されたアタジャンル元駐日大使に改めて敬意を表します。

 
・平成30年春の外国人叙勲について(平成30年4月29日)
http:// http://www.tr.emb-japan.newweb/itpr_ja/00_000281.html