彬子女王殿下のシャンルウルファ御訪問（2025年9月18～20日）

9月19日、彬子女王殿下はシャンルウルファ市街を御視察の後、ギョベクリテペ遺跡を御覧になりました。その後、シャンルウルファ市長主催の昼食会に出席されました。午後には、千葉工大とアナトリア考古学研究所が発掘調査を行うアヤンラル遺跡での鍬入れ式に出席されました。アヤンラル遺跡の発掘調査は故大村幸弘アナトリア考古学研究所所長と宇宙工学を専門とする故松井孝典千葉工業大学理事（いずれも当時）が互いの研究分野に刺激を受けながら交流を深めていたことに端を発します。

同20日、女王殿下は千葉工業大学とアナトリア考古学研究所が2022年から発掘調査を行っているハルベトスワン遺跡、およびトルコ発掘調査団が調査を行うカラハンテペ遺跡を視察された後、シャンルウルファ県知事主催の昼食会に出席されました。その後、シャンルウルファ考古学博物館を御覧になり、トルコ政府が千葉工業大学の発掘調査団の拠点として提供する発掘ハウスの鍵の贈呈式に出席されました。夕刻、シャンルウルファから帰国の途につかれました。