トルコに対する無償資金協力「地震被災地域における復旧・復興計画」に関する交換公文の署名

令和7年6月27日
 2025年6月27日、勝亦大使とケレム・ドンメズ・トルコ国庫・財務省対外経済関係局長との間で、2023年2月に発生したカフラマンマラシュを震源とする地震被災地における復旧・復興活動を進めるための機材整備、地方自治体の保健・医療体制の強化及び災害リスクに対する自治体機能の強化を通じた「より良い復興(Build Back Better)」を図るための、日本政府による無償資金協力(供与限度額38億円(約2千6百万ドル)に関する交換公文の署名が行われました。
 
 本無償資金協力を通じ、被災11県に向けて、がれき処理を含む廃棄物管理やインフラ復旧・復興に対処するために必要な機材、及び今後再建される病院及び震災前から建設予定又は建設中であった被災地の病院に対する医療機材等の調達が行われることにより、トルコの震災からの復旧・復興に寄与することが期待されます。

 日本政府は地震国として、その知見を活かしつつ、今後もトルコ政府、国際社会と緊密に連携し、被災地の早期復興及び将来的な地震に備えのある体制を整えるべく、引き続き取り組んで参ります。