大池容子氏(劇作家・演出家)とビルケント大学演劇学科との 共同制作劇『かがやく都市』再演 (2025年2月22日)のお知らせ

令和7年2月7日
かがやく都市

 在トルコ日本国大使館は、国際交流基金、ビルケント大学及びチャンカヤ区との共催で、大池容子氏とビルケント大学演劇学科によって共同制作された『かがやく都市』の再演を行います。
 2024年10月から11月にかけて、日・トルコ外交関係樹立100周年を記念し、劇団「うさぎストライプ」を主宰する劇作家・演出家の大池容子氏はビルケント大学演劇学科所属の学生や教授陣らと、同氏による戯曲『かがやく都市』をベースとした共同制作を実施し、11月下旬に上演しました。本上演は大きな反響を呼び、この度、Doğan Taşdelen Çağdaş Sanatlar Merkeziにて再演されることとなりました。

 

上演情報

かがやく都市
かがやく都市
2025年2月22日(土)20:00~
Doğan Taşdelen Çağdaş Sanatlar Merkezi
Kennedy Caddesi, No:4, Kavaklıdere, Çankaya, Ankara
  • 入場は無料です。
  • 座席は先着順です。
  • 公演ホール座席数は最大200名までです。
  • 開演後の入退場はできません。

大池容子 プロフィール

大池容子氏
 劇作家・演出家/うさぎストライプ主宰/アトリエ春風舎芸術監督
 1986年大阪府生まれ。2010年4月より劇作家・演出家の平田オリザ率いる青年団の演出部に所属し、同年10月にうさぎストライプを結成。2019年3月、二人の父親と一人の娘による“ありふれた”家族の姿を描いた『バージン・ブルース』で平成30年度 希望の大地の戯曲賞「北海道戯曲賞」大賞を受賞。2021年12月、脚本を手懸けたNHK特集ドラマ『いないかもしれない』でAsian Academy Creative Award 2021 Best Original Screenplay 優秀賞を受賞。2024年4月、日本大学芸術学部演劇学科助教に就任。近年の脚本作品に、土曜ドラマ『パーセント』、夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』(いずれもNHK総合)などがある。
 

『かがやく都市』あらすじ

ここにはもう、なに一つ残っていない。
工場の煙に包まれた小さな街にある、高校の美術室。
三年生の松崎と二年生の華が、「都市計画」の授業を担当する教師・石野を待ちながら心理テストで時間を潰していた。
石野はかつてこの街に、何もない広場を設計したことがある。
その広場の近くで工場を営んでいるのは、華の兄・譲。彼は、周りから「宇宙人」と呼ばれていた。
やがて謎の女が松崎の前に現れ、自分の夫を攫った宇宙人を見なかったかと尋ねる。
 
 

本件に関するお問い合わせ

在トルコ日本国大使館広報文化班
Tel: (0.312) 446 05 00/Dhl.11-12
Mail: culture@an.mofa.go.jp
www.tr.emb-japan.go.jp