鈴木大使の離任挨拶
令和5年4月17日
この度、駐オーストラリア日本国特命全権大使を拝命し、5月初旬にこのアンカラから離任することとなりました。
2020年10月末のトルコ赴任後、
~歴史的絆で結ばれた日本とトルコが、両国そして世界の人々の幸福と発展のためにより一層努力し、次世代に語り継がれる真に特別な関係を築くために、全職員が一丸となって努力する~
との大使館「ミッション」を館員皆で議論して策定し、その下で、日トルコ両国の方々の期待に如何に応えていくかを考え、取り組んだ2年半でした。ただ、この期間の多くはコロナ禍と重なり、また、先日の南東部地震の発生もあり、訪問できなかった地域も多く、お会いできなかった方も多数おられることが残念でなりません。
コロナ禍に引き続きトルコを襲った南東部地震に際し、私自身、被災地で目の当たりにした被害の大きさに言葉を失いました。しかし、お互いに助け合って困難を乗り越えていくトルコの人々の姿勢に感銘を受けましたし、このような素晴らしい人々に支えられたトルコの底力を見て、この国の未来は明るいと確信しています。
東日本大震災を始め、幾多の地震を体験してきた私達日本人にとって、今回の南東部地震は他人事では全くありません。発生後多くの日本の方々からも支援を頂いたことに、改めて、感謝申し上げます。トルコと日本の絆を実感すると共に、地震という宿命を背負った国同士として二国間関係を強化することが正に私どもの使命であると感じました。
改めて、2年半の当地滞在中、多くのトルコの方々から真心のこもった温かいおもてなしを頂きましたこと、心から感謝申し上げます。今後も皆様から頂きました友情を維持し、日本とトルコの二国間関係強化にささやかながら個人的にも貢献できればと考えております。
私の離任と間を置かず、後任の勝亦孝彦大使が着任予定です。後任に対しても変わらぬご支援・ご協力を頂けますようよろしくお願い申し上げます。
2020年10月末のトルコ赴任後、
~歴史的絆で結ばれた日本とトルコが、両国そして世界の人々の幸福と発展のためにより一層努力し、次世代に語り継がれる真に特別な関係を築くために、全職員が一丸となって努力する~
との大使館「ミッション」を館員皆で議論して策定し、その下で、日トルコ両国の方々の期待に如何に応えていくかを考え、取り組んだ2年半でした。ただ、この期間の多くはコロナ禍と重なり、また、先日の南東部地震の発生もあり、訪問できなかった地域も多く、お会いできなかった方も多数おられることが残念でなりません。
コロナ禍に引き続きトルコを襲った南東部地震に際し、私自身、被災地で目の当たりにした被害の大きさに言葉を失いました。しかし、お互いに助け合って困難を乗り越えていくトルコの人々の姿勢に感銘を受けましたし、このような素晴らしい人々に支えられたトルコの底力を見て、この国の未来は明るいと確信しています。
東日本大震災を始め、幾多の地震を体験してきた私達日本人にとって、今回の南東部地震は他人事では全くありません。発生後多くの日本の方々からも支援を頂いたことに、改めて、感謝申し上げます。トルコと日本の絆を実感すると共に、地震という宿命を背負った国同士として二国間関係を強化することが正に私どもの使命であると感じました。
改めて、2年半の当地滞在中、多くのトルコの方々から真心のこもった温かいおもてなしを頂きましたこと、心から感謝申し上げます。今後も皆様から頂きました友情を維持し、日本とトルコの二国間関係強化にささやかながら個人的にも貢献できればと考えております。
私の離任と間を置かず、後任の勝亦孝彦大使が着任予定です。後任に対しても変わらぬご支援・ご協力を頂けますようよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月
駐トルコ共和国日本国特命全権大使
鈴木 量博
駐トルコ共和国日本国特命全権大使
鈴木 量博
