アンカラ日本語プレゼンテーション大会2022が開催されました
令和4年12月21日
アンカラ日本語プレゼンテーション大会2022が開催されました
アンカラ日本語弁論大会実行委員会
アンカラ日本語プレゼンテーション大会2022が2022年12月11日(日)にオンラインで開催されました。事前選考を通過した13名の弁士が、「日本/日本語とわたし~日本とつながる私のライフストーリー」というテーマに沿ったプレゼンテーションを行い、A・Bグループ合わせて6名が入賞しました。
受賞者の皆様おめでとうございます。大会にご参加頂いた皆様に改めて感謝申し上げます。
入賞者一覧:
A グループ | 氏名 | 日本語タイトル | トルコ語タイトル |
優勝 | ゼイネップ・ギョムレクシズ | 私の心を彩る言葉たち | Gönlümü Donatan Diller |
準優勝 | ドゥル・ロリン・オザイドゥン | 読みたい、知りたい、分かりたい | Okumak İstiyorum, Bilmek İstiyorum, Anlamak İstiyorum |
第三位 | アリ・ルザ・ビチェン | ときめき | Hayata Neşe Kat |
B グループ | 氏名 | 日本語タイトル | トルコ語タイトル |
優勝 | キュブラ・ヌル・アクババ | 私と日本の絆 | Japonya ile Aramdaki Bağ |
準優勝 | ズラル・キュブラ・アサル | 人生で新しいページを開いた日本語 | Hayatımda Yeni Bir Sayfa Açan Japonca |
第三位 | アクン・タネル・ギュンギョル | プライズとプロセス | Mükâfat ve Süreç |
審査委員長の講評:
まず、今回応募してくださったすべてのみなさんのチャレンジする気持ちを称えたいと思います。大勢の前で、母語ではない日本語で発表するということは非常に勇気が要ることです。
このプレゼンテーション大会は、発表されたみなさんをはじめ、トルコにおいて日本語を学んでいる方々にとって、大きなモチベーションの一つになっているかと思いますが、このようなイベントの意義はそれだけではありません。
視聴された方々がトルコに対する興味関心を高め、理解を深める機会だけでなく、普段からトルコで生活している方々にとっても、トルコに対する気づきや再発見につながるでしょう。
この大会は、日頃の学習成果の発表のみならず、トルコと日本の相互理解の場でもあります。
今回のテーマは、「日本/日本語とわたし~日本とつながる私のライフストーリー」でした。ライフストーリーという個人的経験をいかに聴き手と共有するか、なかなか難しいテーマだったのではないかと思います。発表にはそれぞれの人生の振り返りとその意味づけがあり日本語への言語化にも工夫がありました。
このように、個々の思いや考えを日本語として表現されたものを評価するということは非常に難しいものです。いわゆる試験とは違い、表現には一つの正解というものがありません。今回の審査も簡単ではありませんでしたが、主張の明確さ、表現の工夫、伝え方などの観点から順位を決めさせていただきました。
今回、応募してくださったみなさん、発表されたみなさんに、感謝とともに、あらためて敬意を表したいと思います。
審査委員長 森林 謙
大会の様子は下記リンクにて2023年3月上旬までご覧いただけます:
https://www.youtube.com/watch?v=XauHQSxcjl0
主催:アンカラ日本語弁論大会実行委員会
協力:土日基金
後援:
Dorak Holding
H.I.Sイスタンブール事務所
住友ゴム(トルコ)
トルコ日清製粉
独立行政法人国際交流基金
独立行政法人国際協力機構トルコ事務所
アンカラ日本人会