「技術協力に関する日本国政府とトルコ共和国政府との間の協定」署名式

令和2年10月14日
 2020年10月13日、トルコ外務省チャヴシュオール大臣の立ち会いの下、宮島昭夫駐トルコ日本国特命全権大使とトルコ共和国外務省アジア太平洋局ナームク・ギュネル・エルプル局長により、日トルコ間の技術協力協定の署名式が執り行われました。

 署名式では、チャヴシュオール大臣より、トルコにおけるインフラ開発や防災協力において大きな役割を担ってきたJICAとTIKA等トルコ関係機関との協力をさらに拡大させる重要性につき言及がなされ、宮島大使より、茂木外務大臣の祝辞メッセージを伝達するとともに、技術協力の再開を通じた両国の絆の深化に対する期待を述べました。

 トルコにおける日本(JICA)の技術協力は60年の長い歴史を有しています。これまで約5000人の研修員受け入れ、約1600人の専門家等の派遣を行ってきました。
 
 本協定が、今後、トルコ大国民議会による早期批准・発効により、日本による技術協力の再開が可能となります。本協定の下、日トルコ防災協力やトルコ日本科学技術大学、シリア難民支援等に関するプロジェクトが推進されることが期待されます。