UN Womenによるガージアンテプ女性専用センター「SADA」開所式

 11月8日,日本政府が平成28年度補正予算の一部を拠出したUN Womenによる難民支援プロジェクト「ガージアンテプ女性専用センター:生計支援」による「SADA」の開所式が,トルコ南東部ガージアンテプ市において,多くの関係者,地元住民,センターを利用するシリア難民の女性や子供たちの参加の下,開催されました。
 開所式において,宮島駐トルコ日本国大使より,「SADA」プロジェクトの実現に向けて尽力したUN Womenをはじめとする関係者の方々に敬意を表し,祝辞を述べつつ,「女性のエンパワーメントこそが,シリア危機を乗り越えるための鍵であり,女性の声に耳を傾け,女性が活躍できるようにする場所として,この女性センター『SADA』が発展してゆくことを祈念する」と発言しました。
 また,イレーナ・ヴォヤチーコヴァ・ソロラーノUN Residence Coordinator,フルヤ・ヴェキルオールUN Womenアンカラ事務所代表,ヌーマン・オズジャン国際労働機関(ILO)ディレクター,イブラヒム・カヴァラックASAM代表等から,日本政府の支援に対して深甚なる感謝の意が表明されました。

【参考】UN Women 「ガージアンテプ女性専用センター:生計支援」
日本政府は,シリア難民に対する緊要性を有する支援として,UN Womenによる難民支援プロジェクト「ガージアンテプ女性専用センター:生計支援」に対して,平成28年度補正予算より100万米ドルの支援を実施。同プロジェクトでは概要以下の支援内容を行う予定。
(1)シリア難民女性・少女及びトルコ人受入れコミュニティの脆弱な女性のために特化した,女性専用のコミュニティセンターの設置
(2)同センターを利用した,シリア難民及びトルコ人コミュニティの間での社会融和のための対話・文化交流の促進
(3)基礎的生活スキル(トルコ語習得,エンパワーメント等)の習得支援
(4)職業訓練・経済的エンパワーメント